女風スカウト 女性用風俗トピックス 【完全版】女性用風俗の求人・採用と稼ぎ方の基礎...
女性用風俗トピックス

【完全版】女性用風俗の求人・採用と稼ぎ方の基礎を徹底解説!

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女性用風俗で働きたいと考えている人に向けて、セラピストの採用基準や選考の流れ、給料システム、採用後の稼ぎ方の基礎などについて徹底解説します。

女性用風俗の仕事内容とは

スーツで後ろ姿の女風セラピストの画像

女性用風俗とは、男性セラピストが女性のお客様に性感マッサージなどを行う風俗サービスです。女性用風俗店のほとんどが派遣(デリバリー)型で、お客様が指定したホテルやお客様の自宅にセラピストが出向いてサービスを行います。お客様と外でデートをするコースなどもあります。

性的サービスの範囲は手・口を使ったプレイ(キスや愛撫、膣への指入れ、クンニ)までで、本番行為(ペニスを膣に挿入する行為)は禁止です。お客様が希望すれば、セラピストが愛撫やフェラチオなどの性行為を受ける側になることもあります。

女性のお客様はコミュニケーションや関係性を重視する傾向があるので、容姿やテクニックだけでなくコミュニケーション能力(気遣いなど)も非常に重要です。

セラピストは個人事業主として女性用風俗店と業務委託契約を結び、お店を通してお客様の予約を受け付けます。お店のホームページに掲載するパネル写真やプロフィール、写メ日記、セラピスト個人で運用するSNSアカウントなどが集客手段となります。

SNSでお客様と直接やり取りしていても、サービスの予約は必ずお店を通す必要があります。お店を通さないでお客様と会って取引すること(「裏引き」)は重大な違反行為で、重い罰則が課されます。

女性用風俗店のセラピスト採用基準

女性用風俗の採用面接官と女風セラピスト応募者の面接中の画像

女性用風俗店の採用では、さまざまな要素が総合的に考慮されます。「イケメン」「セックス経験が豊富」といった要素だけで受かることはありません。

採用でとくに重視されるポイントを詳しく解説します。

清潔感

目力があり、スーツを決めた清潔感がある男性の画像

清潔感のない男性は一般的に女性受けが悪く、とくに女性用風俗のサービスでは体と体が触れ合うことになるため、清潔感は非常に重視されます。清潔感はセラピストになろうとする人が最低限持っていなければならない素質と言え、清潔感がないとそれだけで面接に落ちる可能性が高いです。

清潔感のない状態で面接に来るなどというのは論外で、間違いなく落とされます。清潔感のなさは習慣からにじみ出るものなので、面接のときだけは小綺麗にしてうまくごまかせたとしても、いずれはボロがでてお店に伝わってしまうでしょう。

女性が求める清潔感には幅があります。ワイルドで荒っぽい男性を好む女性は、上品な男性を好む女性に比べれば、求める清潔さのレベルが高くないかもしれません。それでも不潔でいいというわけではなく、それなりの清潔感は必要です。

お店としては、応募者がどのようなキャラクターで売り出せそうかということも考慮に入れて、十分な清潔感が備わっているかどうかを判断します。

容姿

目鼻立ちがしっかりした男性の画像

容姿(顔のつくり・身長・体型・肌質など)はセラピストにとって最も重要な素質のひとつです。「誰から見てもイケメン」と言えるような容姿である必要はありませんが、お金を出して平凡な容姿の男性と会いたいという女性はほとんどいないので、ある程度は容姿の魅力が必要です。

基本的に容姿がよければよいほど有利ですが、「容姿だけ」ではダメです。男性の場合、相手の女性(風俗嬢)が少しだらしなかったり、態度がいい加減だったりしても、かわいければ興奮して満足できる人が多いですが、女性はそうではありません。

いくら相手の容姿がよくても、身だしなみやコミュニケーションが雑だと、気持ちが冷めてしまい、性的なムードになれなかったり、嫌悪感を抱いてしまったりする場合が多いです。

逆に、容姿が「ほどほど・そこそこ」であっても、適度な気遣いで女性を大切に扱うことができ、ムードを盛り上げるのが上手な男性は、性的な魅力が上がって見えます。

お店はそういった面も考慮して、男性としての魅力を総合的に評価します。

気遣いの能力

女性に気遣いをしながら道を歩く男性の画像

女性は「自分が大切に扱われているかどうか」に敏感で、「相手が自分を特別扱いしてくれている」と感じると気持ちが高ぶります(ただし押しつけはだめです)。

逆に、男性が自分をぞんざいに扱っていると感じたり、男性自身のことばかり気にかけている(自慢話など、自分の話ばかりしている)と感じたりすると、気分が冷める傾向があります。

言葉や表情、態度から相手の気持ちをくみ取り、さりげない態度で適切な気遣いをすることができるセラピストは、人気が出ます。

その反対の人(うぬぼれが強く、自分中心に物事を考え、自分語りばかりするような人)はリピーターの獲得が難しいだけでなく、クレームを招きやすく、お店の信用を落としやすいです。応募者がこういうタイプだとわかると、ほとんどのお店は採用しません。

真の気遣いは、「人を喜ばせたい」という動機から生まれるもので、一種の才能とも言えます。女性用風俗店は、清潔感や容姿と同じくらいに気遣いの能力(才能)を重視してセラピストを選んでいます。

雰囲気・個性・キャラクター

窓際で外を見る男性の後ろ姿の画像

単に容姿が整っているだけでなく、独特の雰囲気があると、魅力に深みが増します。また、「雰囲気イケメン」という言葉があるように、顔のつくりや身長・体型はそれほど突出していなくても、雰囲気がよいと素敵に見えることがあります。

雰囲気は、身だしなみや立ち振る舞い、表情、話し方、話す内容、声質など、さまざまな要素から醸し出されるものです。

魅力的で独特な雰囲気(個性・キャラクター)が備わっているとリピーターを獲得しやすいため、採用で重視されます。

仕事に対する意欲・向上心

パソコンに向かっているスーツ姿の男性の画像

「女性と性行為するだけでお金がもらえる」「仕事ついでに女性と遊べる」「顔にもセックスにも自信があるから女性客なんて簡単に扱える」などと考えている人は、ほとんどが書類選考か面接で落ちます。はっきりそう発言していなくても、応募メールの文面や面接時の受け答えからお店は見抜いてしまいます。

たとえ面接を突破しても、講習や研修で実際に女性を相手にすればそうした浅はかな考えが態度に出ます。万一採用されても、リピーターが付かなかったり、お店にクレームが入ったりして、辞めることになるでしょう。

「料金に見合うサービスをしっかり提供し、女性を喜ばせたい」「そのために足りない部分は積極的に努力して身につけていく」という意欲・向上心がなければ、採用されることは難しいですし、稼いでいくことはもっと困難です。

セックスの経験やテクニック

ベッドで女性をリードしている半裸の男性の画像

「セックスの経験が豊富」な男性や「テクニックに自信がある男性」は採用されやすいと思われるかもしれませんが、お店側からすると、「セックス経験の数」や「自信」は当てにならないことが多いです。

経験人数が多くて、独りよがりな自信・主張が目立つ人は、女性用風俗の応募者によく見られますが、典型的な落ちやすいタイプです。こうした人は、一人ひとりの女性(1回1回のセックス)を大切にせず、ただ独りよがりなやり方で自分の満足を重ねてきたきただけなので、セラピストにはまったく向きません。

逆に、経験人数1人でも、セラピストに向いた性格(気遣いができるなど)であれば、受かる可能性が高いです。

実は、女性を喜ばせるセックスのテクニックと気遣いの能力は無関係ではありません。気遣いができない人はセックスの際の行動も独りよがりで、「自分が満足するためのテクニック」を追求するだけです。気遣いができる人であるからこそ、相手(女性)が本当に喜ぶテクニックを磨くことができるのです。

セラピストとしての経験

他店で女性用風俗のセラピストとしてある程度継続して売上をあげた経験があれば、選考で有利になります。ランカーなど、相当の実績がある場合は、講習が免除されたり最初からバック率が優遇されたりすることもあります。

マッサージや接客の経験・スキル

マッサージを受ける前の仰向け体制の女性用風俗ユーザーの画像

指圧・アロマテラピー・リンパマッサージなどの仕事経験や資格があると、採用で有利になります。

女性用風俗ではいきなりクンニなどの直接的なプレイに入るのではなく、指圧やアロマテラピーなどのマッサージを行い、徐々に性感帯への接触を増やしていきます。こうしたやり方はお客様の不安・緊張をほどき、性的なムードを盛り上げる効果があり、「女性を大切に、特別に扱う」ために行われます。

指圧やアロマテラピーなどの経験があれば女性用風俗向けのマッサージを習得するのも早いですし、しっかりしたマッサージの技術や資格があれば売りになります。

また、女性用風俗の仕事は接客(コミュニケーションによるおもてなし)の比重が高いため、マッサージ関係に限らず、接客業(例えばホストやホテルマンなど)の経験があると採用で考慮されます。

年齢

女性用風俗の求人に応募できるのは、18歳(または20歳)から40歳くらいまでというお店が多いですが、なかには40代以降の応募を受け付けているところもあります。

セラピストとして需要が高いのは20代~30代前半くらいまでです。採用する以上、ある程度は長く活躍してもらいたいので、20歳~30歳くらいが最も採用されやすい年齢層と言えます。

男性の魅力や女性の好みは個人差が大きいので、40代以降でも活躍しているセラピストは少なからずいます。とは言え、若い年代にくらべれば需要は低めですし、40代以降となると容姿(体型や髪の毛など)を維持できている人は少ないので、採用率は下がります。

女性用風俗で働くのに向いているのはどんな人?

考え事をしている男性の画像

容姿以外の採用基準をセラピストの視点からまとめると以下のようになります。以下のような傾向に多く当てはまる人ほど、セラピストに向いていると言えます。

  • ・女性にサービス(奉仕)したいという意欲がある(自分本位の出会いや性欲のはけ口を求めている人はNG)
  • ・自分磨きが好き
  • ・人前に出るときは身なりを気にする
  • ・好きな女性や好みの女性だけでなく、すべての女性に丁寧に接することができる
  • ・聞き上手と言われる
  • ・会話やセックスの際に相手の女性が喜んでいるかどうか気になり、相手が喜ぶと自分もうれしくなる
  • ・LINEなどのメッセージのやりとりがマメにできる(そうするのが苦にならない)
  • ・マッサージや接客の仕事をした経験があり、その仕事は好きだった(ストレスにならなかった)

セラピストの仕事は、容姿の重要性や女性に対するサービスという点でホストと似ていますが、実際の働き方は大きく異なります。下の表でセラピストとホストの働き方を比較しています。これを見て、セラピストの仕事が自分に向いているかどうか検討してみてください。

セラピストホスト
個人で働く/集団で働く基本的に個人として1対1でお客様に接し、勤務頻度や服装、営業スタイルなども自分で考えて決め、自分のペースで働いていくホストクラブという集団の中で働き、お店の営業に合わせ、先輩後輩関係などのしがらみや力関係も気にしながら、集団の中で上を目指す
勤務日時・頻度日時・時間帯・頻度を自由に選べる(たくさん出勤してもいいし、レア出勤でも構わない)常勤ホストはお店の営業日には基本的にいつも出勤 アルバイトのホストはある程度自由に選べる
給料システム歩合・日払い制(自分の売上の何割かを、その日のうちにもらえる)歩合・月給制(自分の売上の何割かを、月1回まとめて受け取る)
お客様への営業スタイル色恋営業(お客様と疑似的な恋愛関係を持つこと)は必須ではなく、自分のスタイルで営業できる色恋営業が必須で、仕事と私生活の線引きがあいまいになりがち
飲酒飲酒は基本的に不要(お客様のなかには一緒に飲みたいという方もいるので、飲めれば売りのひとつにはなる)飲酒は付きもので、避ける方法がないわけではないが、売上のためには飲まないとかなり不利
本業/副業本業としてがっつり稼いでいくこともできるし、副業として自分のペースで続けていくこともできる常勤ホストとしてがっつり稼いでいくのが基本(アルバイトとして継続して売上をあげるのは困難)

女性用風俗の求人の探し方

女性用風俗の面接の様子画像

女性用風俗の求人情報は、お店の公式ホームページ内の求人ページか、女性用風俗の求人ポータルサイトに掲載されています。

まずは求人ポータルサイトを見て、どんなお店・求人があるのか比較してみるのがおすすめです。求人ポータルサイトでは地域や条件を指定して求人情報を検索できます。

気になるお店があったら、公式ホームページの求人ページをチェックし、営業用のページ(お客様向けのページ)も見て、お店のシステムや雰囲気を確認しておきましょう。

応募するお店が決まったら、求人ページにある応募フォームに記入して応募するか、電話、メール、LINEなどでお店に問い合わせます。

女性用風俗の採用の流れ

セラピストの採用は「書類・写真選考→面接→講習→モニター研修(テスト)→写真撮影・登録」という流れで行われます。モニターテストは行わないお店もあります。

書類・写真選考

書類に目を通している男性の画像

応募時には以下のような情報をお店に伝える必要があります(項目はお店によって多少違います)。

  • ・氏名
  • ・電話番号・メールアドレス
  • ・年齢
  • ・身長・体重
  • ・現在の職業
  • ・学歴・職歴
  • ・大体の住所や最寄り駅
  • ・女性経験(風俗以外の人数)
  • ・女性用風俗セラピスト、マッサージ関係、ホスト・水商売系の経験
  • ・希望勤務地・勤務頻度
  • ・応募動機・自己アピール

応募動機・自己アピールはとくに重視されます。「稼ぎたいから」などの短文で済ませたり、独りよがりな自信・自慢を書き連ねたりすると、書類選考で不利になります。

写真(顔・全身)の送信も必要です。求人ページの応募フォームで写真をアップロードするか、お店が指定する方法で写真を送信します。

写真選考では、主に容姿と清潔感がチェックされます。写真の撮り方が雑だと、容姿が適切に映らず、不潔な感じに見えたりして、不利になりやすいです。場合によっては、気遣いや自己アピールの能力が欠けていると見なされることもあります。

写真にはある程度お金をかけたり、撮り方・背景などを工夫したりした方がよいでしょう。

面接

面接中の男性二人の画像

書類・写真選考に受かれば面接に進みます。面接は担当者と1対1で行われる場合もあれば、集団面接の場合もあります。

面接では、容姿、清潔感、雰囲気、人柄、意欲、言葉使いなど、さまざまな面がチェックされます。

面接を受ける前に、女性用風俗の仕事内容についてある程度頭に入れておいた方がよいでしょう。お店によっては、事前にホームページの文章をじっくり読んで店のコンセプトや仕事内容を十分把握しておくように指示される場合もあります。

面接時間は30分~1時間程度が一般的です。面接から引き続いて講習を行うお店もあり、その場合は数時間程度の時間を確保しておく必要があります。

講習

マッサージの実技講習を受けている女風セラピストの画像

面接を通過したら、講習を受けます。講習には数万円程度の費用がかかり、受講後に不合格になったとしても返金されません。本気でセラピストとして働く意欲がある人だけ講習に進んでください。

講習は以下のような内容で行われます。

  • ・女性の体のつくり・性質、リラクゼーション・マッサージ、性感マッサージに関する講義
  • ・接客に関する講義(言葉使い・気遣い、服装・身だしなみ、エスコートの方法など)
  • ・マッサージや接客の実地講習(女性講師とホテルに入り、接客やマッサージを実際に行いながらレクチャーを受ける。ベテランセラピストが講師として加わることもある)
  • ・セラピストとしての宣伝・集客方法(SNSの活用法など)についての講義
  • ・お店のルールや禁止事項についての講義

モニター研修(実地テスト)

お店によっては講習後にモニター研修が行われます。モニター研修は以下のいずれかの方法で行われるのが一般的です。

  • ・無料モニターに応募したお客様と2人でホテルに入り、通常通りの流れで接客・マッサージを行い、終了後にお客様が採点・アンケート記入を行う
  • ・講師役の男性セラピストも含めて3人でホテルに入り、講師が見ている前で接客・マッサージを行い、講師が採点

講習修了時点で基本的に合格が決まっていて、モニター研修は所定回数(1~2回程度)だけ受ければよいお店と、モニター研修が最終テストとなっていて、合格するまで何度も受けなければならないお店があります。

写真撮影・登録

写真撮影の準備をしている男性二人の画像

講習やモニター研修に合格すれば採用決定となり、お店のホームページに掲載する宣材写真(パネル写真)を撮影し、お店への登録手続きとセラピスト業務に関する業務委託契約の締結をして、デビューとなります。

女性用風俗で働くのに必要な初期費用(登録料)について

女性用風俗では入店の際に初期費用(登録料)がかかるのが一般的です。

初期費用の内容と相場

テーブルにお札と小銭が置いてある画像

講習に進むと初期費用が発生します。最終的にお店に登録するためにかかる費用なので登録料とも呼ばれます。

初期費用は以下の費用の合計で、3万円~5万円くらいが相場です(合格するまで何度もモニター研修を受けなければならないお店では、受けた回数分の研修費がかかり、費用が高額になる場合があります)。

  • ・講習費
  • ・モニター研修費
  • ・講習で使うホテルの利用料実費(モニター研修のホテル代はお客様が負担するのが一般的)
  • ・宣材写真の撮影費
  • ・ホームページ掲載費・システム手数料(店舗ホームページに写真・プロフィール・写メ日記を載せるための費用。かからないお店が多い)
  • ・性感染症検査費用
  • ・仕事道具(バイブ・ローター・アロマオイルなど)の購入費

「初期費用0円」「登録料0円」として募集しているお店もありますが、実際には以下のように何らかの費用がかかる場合があるので、面接時に確認が必要です。

  • ・キャッシュバック制の「実質無料」(入店時に初期費用がかかるが、「1年以上勤務」「月間売上○万円以上」などの条件を満たすと初期費用分の金額がキャッシュバックされるため、「実質0円」となっている)
  • ・入店時には費用がかからないが、「1年以上勤務」などの条件を満たさないで退店した場合、初期費用分を全額支払う必要がある
  • ・講習費などはかからないが、ホームページ掲載料・システム手数料が毎月かかり、最初に数か月分を支払う必要がある

初期費用がかかる理由

「働くのに何万円もかかるなんて詐欺じゃないか」と考える人がいますが、女性用風俗の仕事で初期費用がかかるのには以下のようなわけがあります。

  • ・セラピストに求められる接客・マッサージのレベルは高いので、女性講師に依頼して実習などを行う必要があり、かなりコストがかかる(男性向け風俗でも、高級ソープなどでは求められるレベルが高いので、有料で講習が行われる)
  • ・セラピストの宣伝にはお金がかかる(プロのカメラマンによる宣材写真撮影など)
  • ・稼げるようになるセラピストは少なく、すぐ辞めることになる人が多いので、お店が講習費などを負担すると赤字になる
  • ・初期費用が無料(低額)だと、いい加減な気持ちで応募・受講する人が増えてしまう

女性用風俗の給料システム

ATMを確認している男性の画像

女性用風俗の給料は「完全歩合制」が一般的です。お客様が支払う料金のうち、一定割合(5割~8割程度)がセラピストの取り分となります。指名が入れば入るほど報酬が増え、1人もお客様がつかなければ報酬はゼロです。完全な成果主義で、厳しい世界ですが、売れっ子になれば一般的な職種では達成困難な高額収入が得られます。

セラピストの取り分の割合を「バック率」と言います。新人は5割程度のバック率が普通で、実績(月間売上など)が上がるにつれてバック率も上がっていきます。

お客様が支払う料金は、コース料金・オプション料金・指名料・交通費などからなります。指名料は人気セラピストほど高くなります。

基本的に、人気が出れば出るほどぐんぐん報酬が伸びるシステムになっています。人気セラピストになれば、本業なら月収50~80万円(一部の超人気セラピストは100万~200万円)、副業(週2回程度の出勤)でも月収20~30万程度が達成できます。

新人サポート(採用促進)のため、入店当初(1か月間くらい)だけ高いバック率(8割など)を設定しているお店もあります。その期間を過ぎるとバック率が普通になります。募集要項では入店当初の高いバック率だけ表示しているお店もあるため、通常のバック率を面接でしっかり確認しておいたほうがよいでしょう。

給料の支払いは、その日のうちに手渡しで受け取る「日払い制」が一般的ですが、月1回まとめて銀行振込となるお店もあります。この点も応募要項や面接で確認しておきましょう。

女性用風俗のセラピストとして稼ぐ方法

女性用風俗のセラピストは売れる人と売れない人の差が非常に大きく、月に100万円売り上げる人もいれば、頻繁に出勤しても月にせいぜい数回しか予約が入らないという人もいます。

男性向け風俗の場合、ある程度若くてかわいければそれだけですぐに一定の集客が見込めますし、新人であるということ自体が売りになってお客様が集まる「新人特需」の期間があります。こうしたことは女性用風俗には当てはまりません。

まれに入店初月から一人前の売り上げをあげるセラピストもいますが、通常は初めの数か月程度はコツコツと少数の仕事をこなし、一人ひとりのお客様に丁寧に接客しながら、指名・リピートを少しずつ獲得していく必要があります。

指名・リピートを獲得するには、セラピスとして自分磨きをしながら、集客のために積極的に情報発信を行う必要があります。そうした努力をしているセラピストには、お店もフリー指名のお客様(セラピストの選択をお店に任せて予約するお客様)を積極的に回してくれます。

セラピストの自分磨きの方法

本を読んで学んでいる男性の画像

自分磨きの方法には以下のようなものがあります。これらの方法を色々と試しながら、自分の長所・短所を分析して目指すべきセラピスト増を明確化し、さらに自分磨きを深めていってください。

  • ・お店が定期的に開催する勉強会や懇親会に参加して、技術やノウハウを吸収する
  • ・自主的に女性講師やベテランセラピストに接客・マッサージの講習を依頼する
  • ・アロマテラピーなどのマッサージの勉強をして資格を取る
  • ・ネットや本で接客の勉強をする
  • ・筋トレなどで体づくりをする
  • ・服装・髪型などのスタイルを磨く
  • ・トークのための情報収集をする

セラピストの集客方法

SNSが映ったスマホとそれを触る男性の手の画像

お店のホームページに掲載する情報(宣材写真やプロフィール、写メ日記)が集客の出発点になります。

それに加えて、セラピスト活動専用のTwitter(X)アカウントを作成し、メッセージ投稿(ツイート)とDM(ダイレクトメッセージ)を使って営業を行うのが一般的となっています。DMは非公開でメッセージのやり取りをする機能です。

Twitterを使う場合、メッセージ投稿を頻繁に(毎日)行って自己アピールをしつつ、お客様のアカウントからDMが来るのを待つという戦略と、脈がありそうなアカウントにこちらからDMを送るという戦略があります。

お店のホームページではセラピスト側が一方的に情報を発信するだけなので、気になるセラピストがいてもお客様は不安で予約に踏み切れないことがあります。TwitterではDMで直接やり取りができるので、お客様が気になるセラピストをフォローしてDMを送信し、質問や雑談をして人柄などを見極めてから予約する、というパターンがよく見られます。

お客様からのDMは予約につながる確率が高いので、お客様からのDMを待つという方法が有効な戦略となります。

一方、こちらからDMを送る戦略をとる場合、過去にDMでやり取りをしたことがある女性や、お店のTwitterアカウントをフォローしている女性、女性用風俗の話題をツイートしている女性などにDMを送り、返信してきた相手に自分を売り込みます。

セラピストからのDMには反応しない女性が多いため、「数を打てば当たる」という方針で次々とDMを送る感じになります。

このやり方は女性から拒否反応を受ける(相手からブロックされたり、相手のアカウントの周辺で悪評が広まったりする)リスクがあります。

どちらの戦略をとるか、じっくり考える必要があります。

また、ツイートやDMも一種の接客であり、気遣いが重要です。人気セラピストが発信する文章などを参考にしながら、お客様(女性)の視線でメッセージを考えるようにしましょう。

指名・リピートのお客様とのコミュニケーション方法

カフェで談笑している男女の画像

女性のお客様は、これまでどんなやり取りをして今にいたっているか、というコミュニケーションの流れをよく覚えていて、そうした関係性のなかで自分が相手にどのように扱われているか、ということを気にします。

男性向け風俗の場合、1回1回のサービスがよければ十分満足してもらえることが多いですが、女性用風俗のお客様に対しては「前回から関係が続いている」という感じで接することが重要です。

例えば、以前にやり取りした言葉などを思い出し、今回の接客につなげる(「DMで○○と言っていたので/前回別れ際に○○と言っていたので」などと伝えながら、適切な気遣いを示す)と、女性のお客様に「特別感」を感じさせることができ、リピートにつながります。

逆に、DMでやり取りした言葉を接客の際にまるっきり忘れていたり、お客様に言ったことと矛盾する内容のツイートを投稿したりすると、自分が軽く扱われていると感じて、お客様は離れます。

頻繁に通ってくださるお客様であれ、たまに予約してくださるお客様であれ、実際に会うのは初めてのお客様であれ、「これまでの関係の流れ」を意識して接客するようにしてください。

まとめ

女性用風俗の採用では、容姿や清潔感と並んで、気遣いの能力・素質が重視されます。気遣いができて、「女性を喜ばせる仕事」への意欲が高ければ、女性を喜ばせるテクニックも自然と伸びていきます。

採用選考では面接の後に講習やモニター研修が行われますが、この部分は有料なので、注意が必要です。

セラピストになるには数万円程度の初期費用がかかり、最初のうちは指名もなかなか取れませんが、やる気と素質があればやがては高額収入も夢ではありません。

稼げるようになるかどうかはセラピスト個人の力が大きいですが、意欲と向上心があればお店も手厚くサポートしてくれます。

女性用風俗のセラピストは、売れっ子のランカーを目指すのもよし、副業としてマイペースで続けるのもよし、という仕事です。この記事を読んで「自分はセラピストに向いている」と感じたら、自分の目標に向かってぜひ第一歩を踏み出してください。